不動産の相続対策
節税対策はもちろんのこと
相続人同士の「争続」を招かない対策も
不動産は現金や預貯金などのように簡単に分けることができないため、相続の遺産分割で問題が生じやすいといわれます。近年では相続財産の分割をめぐって相続人同士のトラブルが発生するケースが増えており、不動産を含む財産を相続する場合には、事前準備をしておくことが必要です。
特に不動産が関係する相続については、1つとして同じケースは存在しないといってよいほど、提示される条件が異なるものばかりです。当社では不動産が関係する相続について、お客様の不安を解消できるよう、専任スタッフが詳しく聞き取りさせていただき、皆様にご納得いただける提案を行います。
CASE 1相続前に資産を組み替えて、税対策を講じたい
- 相談内容
- 駐車場とアパート、住居を所有しているが、相続税がどのくらいになるのか心配。そのまま所有していたほうがよいのか、それとも整理・売却してマンションを購入したほうがよいのか、相談に乗ってもらいたい。
- ご提案
- 所有されている不動産の現状を整理し、売却と住み替えを同時に行うことをご提案。相続税対策として、評価額を下げやすくリスク分散が可能な分譲マンションを複数部屋購入し、居住分以外を賃貸に出すことで家賃収入も確保に成功。
CASE 2相続した賃貸マンションが共有名義で売却できない
- 相談内容
- 父親が他界し、兄弟5名で父が所有していた賃貸マンションを相続しました。所有権は5名での共有名義としたのですが、自分と兄弟2名は今後のことを考えていずれは売却したいと考えているものの、残り2名がそのマンションで事業を営んでいることから売却には反対しています。何度か話し合いをしたものの議論がかみ合わず平行線のままです。
- ご提案
- 相続でのトラブルは一度こじれてしまうと身内だけで解決するのは難しくなります。将来のことを考えて、まず専門家や業者を交えてじっくりお話を伺い、今後の解決策を模索することが最善と考えます。皆様がご納得いただく形で調整を行い、争いが続かないように話を進めさせていただきます。